東アジアの水資源争奪戦激化か? 中国がメコン川上流に8基のダム建設を予定

[ 2010/10/21 ]


中国メコン川におけるダム開発に懸念の声が大きくなっていきている。
中国当局の発表では、中国は今後、メコン川上流域に8基のダムを建設する予定だという。第一のダムである小湾ダムは完成している。このダムが下流の水資源の供給、水運などに影響を与えているということで、周辺諸国とは軋轢を起こしている。

小湾ダムは、中国第2位の貯水量を持つダムだ。貯水量は150億立方メートル。当ダムと今年のメコン川流域の旱ばつの因果関係が証明されたわけではない。しかし、このような状況が続くとすれば、中国に対する批判は更に大きくなるだろう。
メコン川流域開発計画にいては、既に流域諸国の懸案材料となっているだけに、中国側の独走は、今後の国際紛争の火種になりかねない。

また、水資源の国家配分の問題だけではなく、メコン川はアマゾン川に次いで、流域の生物種が豊富な川であることも意識すべきことだろう。このメコン流域の生態系が崩れることは、周辺環境に重大な影響を与える可能性があることを指摘する専門かも存在する。


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