世界の水事情や水ビジネス、水道関連のニュースを紹介

Tweet

2015年12月10日、古河電池株式会社は凸版印刷株式会社と共同で非常用マグネシウム空気電池「MgBOX slim」を開発したと発表した。
（参照：リンテック株式会社 水が浸透しにくいホワイトクラフト紙を開発）

Image from 古河電池株式会社のホームページ

MgBOX slimは、負極には難燃性マグネシウム、正極には空気中の酸素を配しており、水や海水を注ぐことで発電する。

MgBOX slimは災害時などに長時間電気が使用できない場合を想定しており、最大発電時間は5日間で、最大電気量は200Whとなっている。また出力端子にUSBタイプを装備しており、発電した電力でスマートフォンを充電することも可能だ。

なおMgBOX slim の前進に「MgBOX」があるが、MgBOX slimはMgBOXより最大電気量は劣るものの小型化かつ軽量化されており、自治体や企業のみならず一般家庭へ向けても販売されてる予定だ。MgBOX slimの販売は2016年月下旬から予定されているが、価格は明らかになっていない。