交換時期を迎えた水道管 対応追いつかずトラブル続く

[ 2017/02/20 ]


全国で老朽化した水道管が原因の水のトラブルが増加している。
(参照:JSWA 下水道全国データベース(G-NDB)を民間事業者等にも開放すると発表

Image from Sig.

 

水道管が破裂して周辺を冠水させる、マンホールから水が噴出すなど、ニュースになるトラブルの原因は水道管の老朽化であることが多い。

現在、日本の水道管の大部分は高度経済成長期にまでに設置されており、その距離は約8万キロに上る。そして設置から約40年経った現在、それらの水道管が交換の必要な時期を迎えているが、交換が進んでいないのが実情だ。

この原因は、大都市ではガス管等、他のインフラ管とのからみで交換に手間と時間がかかるということ、人口が多く工事時間が夜間に限られるなどの理由がある。また地方では、人口減少により水道料金収入の減少があり、水道管交換に当てる予算の捻出が厳しいという事情がある。

また、水道管交換以外の方法でトラブルを防止する技術や水道管自体の性能を上げる開発も進んでいるが、続発しているトラブルには追いつけていない。さらには、クローズアップ現代で紹介された秩父市のように、水道管のあり方自体についての見直しを行う自治体もあり、日本中の自治体が老朽化した水道管への対応に頭を抱えている。


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