エミレーツ航空、水資源を配慮した機体洗浄法を採用。

[ 2017/07/03 ]


2017年6月4日、エミレーツ空港水資源を配慮した機体洗浄法の採用を発表した
(参照:ライオン、排水リサイクルシステムを開発、自社の千葉工場に導入、日本水環境学会の技術奨励賞を受賞。)


image from サステナブル ブランド・ジャパンのサイト

2017年6月4日、世界環境デーの記念行事の一環としてエミレーツ航空は、新しく採用している環境に配慮した航空機の洗浄法を紹介した。
同社では機体を洗浄する方法として、「エアクラフト・ドライウォッシュ」を使用している。この名前が示すように、この方法は水を殆ど使わないで済むので、節水効果が非常に高い。同社では年間に約1100万リットルという水を節約出来ているという。それに比べて、従来の高水圧洗浄法は、1機体、1回の洗浄で約1万リットルという水を必要とする。

毎回の飛行によって機体の表面にはたくさんの汚れが付着する、この汚れは見た目に悪いだけではなく、燃料の効率性も悪くする。そのため、通常は年間に4,5回、高水圧洗浄法で各機体の洗浄が行われている。

エミレーツ航空が2016年から採用しているこの「エアクラフト・ドライウォッシュ」という方法は、同社の約250台の機体に取り入れられている。
この方法はまず、水溶性の洗浄剤を機体全体の表面に塗布する。その後、マイクロファイバーの繊維で、汚れとともに洗浄剤を拭き取って磨くというもの。機体には薄い被膜が付き、長い間表面に光沢を与える。この作業を15人のスタッフが9時間から12時間をかけて行っている。

この作業の利点は、多くの水を節水でき、機体の表面を長く綺麗に保てるだけではない。作業中に水を使用しないために、この作業に並行して他のメンテナンス作業も行える事も大きな利点と言える


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