コーヒー豆のカフェインを二酸化炭素と水だけで除去。国内初のデカフェコーヒー発売へ

[ 2017/10/05 ]


アンカフェシュクレ日本国内加工で初めて生豆からカフェインを抜いたデカフェコーヒーを発売へ。
(参照:郡上発!水出しコーヒープロジェクト始まる。

image from アンカフェシュクレのウェブサイト

Un Cafe Sucre(アンカフェシュクレ)株式会社は超臨界技術センターと共同で、二酸化炭素と水だけを使用して、国内初となるコーヒーの生豆からカフェインを取り除く技術を確立した。これは「超臨界二酸化炭素抽出」という技術で、今年12月には日本初となる国内加工でのデカフェコーヒーを「innocent coffee」という名称で発売をする予定だ。

現在、日本に輸入されている生豆の脱カフェイン法は、ほぼ海外技術に依存しているという。一般的にデカフェ処理は、有機溶媒抽出法、水抽出法、超臨界二酸化炭素抽出法が主流で、有機溶媒処理されたデカフェは日本国内で販売が禁止されている。今回アンカフェシュクレと超臨界技術センターが開発した方法は、水抽出法と違い短時間で、そして工程の中で一切有機溶媒を使用することなく、水と二酸化炭素のみを使用して抽出が出来る。

世界中のコーヒー流通量の中で、デカフェの占める割合は約10%以上と言われる中、日本国内の流通量は1%未満という。世界的には成長分野でありながら、日本では味や風味が損なわれて美味しくないのではという考えを持つ方が多いことなど、まだまだ認知度が広まっていないのが現状だ。
この日本初の国内加工技術が開発されたことにより、日本のデカフェ市場に「安心安全」というキーワードが加わり、妊婦や体調などの理由でカフェイン摂取に制限のある方、仕事中に何倍もコーヒーを飲む習慣のある方などに美味しく安心安全なデカフェという選択肢を提供出来ることになる。


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