日東電工、滋賀事務所において今後5年以内に、「循環型グリーン工場」を目指す

[ 2018/04/27 ]


日東電工、滋賀事務所において自社逆浸透膜技術を活用し、今後5年以内に「循環型グリーン工場」を目指す
(参照:ライオン、排水リサイクルシステムを開発、自社の千葉工場に導入、日本水環境学会の技術奨励賞を受賞。)


image from 日東電工のウェブサイト

4月11日日東電工株式会社は環境に配慮した「循環型グリーン工場」に向けた取り組みに関して発表した。逆浸透膜製造工場でもある滋賀事務所において、その技術を活用し、今後5年以内に「循環型グリーン工場」目指すと発表した。

同社は滋賀事務所で製造されている圧力をかけて排水から純粋な水だけを取り出せる「逆浸透膜」を使った装置を導入し、その逆浸透膜製造工程でできる排水・廃液を製造工程で再び利用させるという。この滋賀工場では電子産業向けの超純水装置や排水処理に使う膜製品を製造している。その膜製品を作る工程には1日あたり2500トンという大量の水が必要とされる。この工場排水の再利用により水の使用料を約5分の1に抑える節水型工場の実証実験を2019年度から行い、新しく開発した「膜製品」の効果を検証する。排水・廃液を効率よく濃縮するための技術検証を行い、製品開発を行っていく。成果が確認できれば、アジアを中心に販売していく計画もある。
インド、中国などの新興国では、では産業排水による水質汚染が深刻化して近年排水の規制が高まっておりアジアのニーズが高まっているということも背景にある。

同社は今後5年間で逆浸透膜技術とその他の水処理技術を融合させて、水の排水利用率を50%
から90%に向上させて、同時に廃液の再利用を進めていくという。
目指す「循環型グリーン工場」の達成により環境負荷の低減をはかり、今回の実証実験に使用する新製品を国内外で進む排水・廃液ゼロ化(ZeroLiquidDischarge)の動きへ提案していき、水資源の再利用化の促進に貢献していきたいという姿勢だ。


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