JAXA、はやぶさ2「リュウグウ」にロボット投下を発表 水の存在を探る

[ 2018/11/04 ]


JAXA、探査機はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」に小型着陸機MASCOTを投下したことを発表。「リュウグウ」での水の存在を探索。
(参照:月に大量の氷か。月の隕石からその痕跡を発見。


image from JAXAはやぶさプロジェクト

2018年10月3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機はやぶさ2が小型着陸機MASCOTを小惑星「リュウグウ」に投下、無事に惑星表面に着陸したことを発表した。MASCOTはドイツ航空宇宙センター(DLR)とフランス国立宇宙研究(CNES)によって共同開発された小型着陸機で、重さ約10kg、0.3×0.3×0.2 mの直方体をしている。広角カメラや分光顕微鏡、熱放射計、磁力計を搭載した高性能ロボットで、内蔵されているリチウム一次電池で動作する。約16時間(リュウグウの2昼夜分に相当)動作したあと、電池がなくなり次第、運用終了となる予定。

MASCOTの機能の中でも注目されているのが分光顕微鏡で、鉱物の組成や水分を含む鉱物の有無や有機物について分析を行う。小惑星の地表で水分の存在が確認されると、生命誕生の秘密や太陽系の形成といった研究の面でも、大きな前進となることは間違いない。

はやぶさ2は、太陽系の起源や進化と生命の起源の解明を目指して探査を続けている。2019年末頃まで「リュウグウ」にとどまる予定で、その間の着陸予定は3回。岩石サンプルを採取し、2020年末頃に地球に帰還予定。はやぶさ2が持ち帰るサンプルとMASCOTによって観測された科学データとの照らし合わせで、水の存在の有無や宇宙に関する新たな発見を目指す。


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