クボタ機工(株) 排水機場河川ポンプのサビ点検をAIで検知するツールを開発

[ 2020/09/28 ]


クボタ機工(株) 排水機場河川ポンプのサビ点検、AI検知ツールで効率化へ
(参照:)


image from クボタ機工HPより

クボタ機工株式会社は、排水機場に設置されている河川ポンプのサビをAIが検知し、自動で劣化度をラベリングするツールを開発したと発表した。今回のAIツールの開発は、AIソリューションの開発や提供を手掛けるAutomagi株式会社との協同によるもの。

Automagi(株)の持つAIの開発技術に、クボタ機工(株)がこれまで蓄積してきた点検時の動画データを合わせたもの。深層学習による画像映像解析を活用、学習した画像や動画と照らし合わせることで、サビの検出と腐食の進行度に応じた劣化レベルの判定を行う。同社によると、サビの検出については98%の精度を誇るという。

開発されたAIツールを使うことで、従来の人の視覚による点検の取りこぼしを防ぎ、劣化度から補修の必要性について優先順位が付けやすくなる。作業効率を上げることで河川ポンプの補習に関わる人件費の削減だけでなく、補修の必要性の判断が人によってばらつきが出ていたところを、AIの統一基準で判断できるようになる。

大型河川では、水量が増加した際に、水が本流から支流へ逆流するのを防ぐため、樋門が閉じられる。その際、支流の水のあふれ出しを防ぐために、排水機場に河川パイプを設け、水を本流へ組みだすようになっている。クボタ機工(株)は、全国の河川ポンプの管理保全を担っており、自治体の災害対策にも結果が直結されている。開発されたAIツールでの修復作業が進むことで、被災する自治体が減少することが期待されている。


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