赤穂化成 海洋深層水で幻の魚「サツキマス」を養殖、販売へ

[ 2020/10/19 ]


赤穂化成 海洋深層水で幻の魚「サツキマス」を養殖、2020年9月より販売へ
(参照:赤穂化成(株) 手軽にマグネシウムが補える水「マグネシウムウォーター」販売開始)


image from 赤穂化成HPより

赤穂化成株式会社は、個体数が激減しているとされる幻の魚「サツキマス」を、海洋深層水を用いて養殖させることに成功し、2020年9月より、高知県内のホテルや飲食店などに出荷及び販売をスタートさせることを発表した。ブランド名は「プラチナサツキマス」とし、出荷されるのは2年魚約500匹を予定している。サツキマスの養殖にあたり、高知県海洋深層水研究所高知県室戸漁業指導所と共同研究を行った。現在サツキマスは、旧高知県栽培漁業センター室戸支所内の水槽にて養殖されている。

サツキマスは高温域では生息できず、18℃未満で飼育することが条件となるため、養殖には手間とコストがかかってしまう。海洋深層水は水温が低温で安定しており、サツキマスを養殖するのに適しているという。現在の養殖水槽も水温が10度~11度に保たれているとのこと。水温の調整がしやすく、冷房にかかるコストの削減にもつながっている。

海洋深層水は表層水よりも清浄性が高いだけでなく、養殖の際の餌には生餌を使用せずに配合飼料だけが与えられ、マスの生食で懸念されるアニサキス症のリスクが大幅に軽減されるという。養殖では、餌の栄養成分がコントロールでき、旬の時期を調整することが可能になり、1年を通じて安定した供給量を確保できるのがメリットだ。赤穂化成株式会社は、今後、海洋深層水のさまざまな分野での活用を展開したいとしている。


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