信州大学理学部 CFで研究者の活動への支援を募る取り組みをスタート

[ 2020/12/06 ]


信州大学理学部 CFで研究活動への支援を募る取り組みをスタート 目標額100万円
(参照:神戸大学大学院ほか研究グループ 釧路湿原の水からキタサンショウウオのDNAを検出)

2020年10月7日、長野県松本市にある信州大学(理学部)が、学術研究に特化したクラウドファンディング「アカデミスト」において、研究者の活動への支援を募る取り組みを始めたことを発表した。CFサイトでは、諏訪湖の水質観測と測定データをリアルタイム発信するプロジェクトを紹介。現在稼働中で老朽化が目立つ観測装置の更新や機能拡充のための協力を求めている。目標金額は100万円。

諏訪湖は2016年に魚類の大量死が発生した。2018年8月からは信州大学と、諏訪地域の企業、諏訪湖漁業協同組合、諏訪市が共同で観測及びデータの効果を行なうこととなった。諏訪湖の湖心部に水温計や水中の酸素量を計測する装置、水の濁りを測るセンサー、データの送信装置を搭載した浮体設備を浮かばせて観測データを収集し、専用ホームページで公開している。装置の電源は浮体設備に取りつけられた太陽光発電を活用。

実験スタートからほぼ3年経った現在は、装置の老朽化が目立ち、今後の観測の継続が危ぶまれている。しかし、同大学によると、将来的には風向、風力計やプランクトンの量を測るセンサーの増設や、観測装置の別場所への設置などにも挑戦したい考え。

5万円の支援をすると、同大が所有する調査船で観測地点をめぐる「諏訪湖訪問ツアー」にも参加できる。CFを活用することで、多くの人が諏訪湖に関心を持つきっかけになることが期待されている。


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