福島第一原発沖合30mの海底土から事故前の3万8000倍の放射性物質が検出、東京電力調べ

[ 2011/05/08 ]


2011年5月5日、東京電力福島第一原発沖合30mの海底土から、事故前の3万8000倍の放射性物質が検出されたことを発表した。
福島第一原発の近海の海底土から通常の100~1000倍の放射線物質が検出、東京電力調べ。

福島第一原発image from 東京電力

検出された放射性セシウム1378万7000ベクレル/kg放射性セシウム1349万ベクレル/kg放射性ヨウ素1315万2000ベクレル/kgとなった。先日発表された3㎞沖合比べて、目前の海では更に高濃度の海底土汚染が進んでいることが判明した。

サンプルとなった海底土は放射性物質の拡散を防ぐために設置されたフェンスの外側にあったものである。採取は4月29日に行われた。東京電力側はただちに健康に被害があるものではないとしている一方で、今後の海洋生物の調査を継続するとしている。

東京電力側は、海底土の放射性汚染が進んだ理由として、2号機付近から海へ流出していた高濃度放射線汚染水の影響。また、雨などによる大気中の放射性物質が集積されたものとの見解を示している。

人体や生態系に関する影響に関し調査継続はもちろんのことである。地上への放射線濃度の拡散状況に関しては、福島県などが4キロ四方の範囲で細かくモニタリング・メッシュ調査による空中放射線量データを公表している。海洋水に関しても同様の監視体制が必要ではないだろうか。

福島県調査データ

image from 福島県


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