福島第一原発事故:東京電力「そう言っていいでしょう」一号機のメルトダウンを認める。水位確認で発覚、約1万トンの放射線汚染水はどこへ?

[ 2011/05/13 ]


2011年5月12日、福島第一原発事故に関し東京電力は報道機関の「メルトダウンではないか?」という質問に対し「そう言っていいでしょう」と認めた。水位を確認したら発見したというお粗末な発表。事故の早い段階から、圧力容器、格納容器は破損し、高濃度放射線汚染水となった冷却水は漏れっぱなしであったということだ。
(参照:福島第一原発事故-やはり漏れてた、基準値62万倍の放射線汚染水が海洋流出の可能性

5月11日の発表

5月11日の発表

Image from 東京電力

東京電力の会見によると、水位を確認したら燃料棒が露出していた。その結果、燃料棒が溶けて圧力容器に穴をあけ、格納容器を破損させていたということである。冷却のために外部から注ぎ込んでいた冷却水は、高濃度放射線汚染水となって垂れ流しであったということだ。

冷却のための水は毎時8トンを注入。累計で1万トン以上の水を投入している。この水が底抜け状態であったのだからたまらない。注水した水はほぼ、高濃度放射線汚染水となって、どこかへ行ってしまったのだ。どこへいったのだろうか?

東京電力側は高濃度放射線汚染水の行方は、分からないと回答している。

4月17日に作成された復旧に向けての工程表の前提がすでに破綻していることが確定的となった。東京電力は、今後の復旧作業については、新しい水循環による冷却システムを検討する。そして行方の分からなくなった、1万トン近くの高濃度放射線汚染水の行方についても調査するとのことである。


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