世界水会議で発表、地球の淡水資源は2倍の食糧増産が可能な量がある-問題は効率的な淡水資源の利用法

[ 2011/10/11 ]


2011年9月26日、ブラジルのポートデガリーニャスで29日まで開催される「世界水会議」において地球の淡水資源2倍の食糧増産が可能な量があるが、問題は効率的な淡水資源の利用法にあるとする調査報告が発表された。
(参考:ピンチはチャンス?水ビジネス成長の背景に世界の水問題が潜む

Boats on the Nile, Dec 2008 - Dec 2008 - 18

image from Ed Yourdon

この調査は世界30カ国の専門家が5年かけ世界を代表する大河10か所の流域を調査して得た結果である。調査対象となった川はインダス川、ガンジス川、メコン川、黄河、リンポポ川、ナイル川、サンフランシスコ川、アンデス川である。

現在、世界の抱えている火急の課題は、急増する人口にいかにして食料を供給するかという問題である。世界人口は現在の70億人であるが、この人口は2050年には95億に達すると予測されている。この人口増加に対応するためには食料の増産が不可欠となる。

今回の調査報告では、地球の淡水資源は、この人口増加を支えるだけの量が十分に存在することを明らかとした一方で、その利用法が非効率、不公平になっているという点について問題を指摘している。

この問題に関しては、淡水資源の量の問題ではなく、分配の問題であり最終的には政治が解決すべきものであるという見解を示している。


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