東京五輪、お台場会場で基準値を超える大腸菌検出、対策を求められる。

[ 2017/10/10 ]


東京五輪、お台場のトライアスロン会場の水質に懸念。基準値を超える大腸菌検出
(参:「汚染水アイスキャンディー」が話題。台湾の学生が水質汚染問題を訴える。)

image from 海上公園ナビのウェブサイト

2020年東京オリンピック・パラリンピックでオープンウォータースイミングやトライアスロンの会場となる東京都、お台場海浜公園の水質を東京都と大会組織委員会が今年の夏に調査したところ、「大腸菌」などの数値が競技団体設けている基準値を超える数値が検出された。

この結果に対し、国際トライアスロン連合(ITU)が懸念を示し、東京都に下水対策を求めたという。
10月4日に発表された内容によると7月から9月にかけて、合計26日間で水質を調べたところ、「大腸菌」の数が国際水泳連盟の基準で最大7倍、国際トライアスロン連合が定める基準のおよそ20倍の数値が検出されたという。

お台場海浜公園の水質が悪化する原因は、東京都内の8割が対象になっている「合流式下水道」と言われる下水処理の仕組みにある。通常は、生活排水や工業廃水といった襲と雨水を1本の下水管に合流させて、処理施設で浄化された後、河川に流れ込むような仕組みになっている。しかし、大雨が降った場合は、施設で処理できる以上の水が増え、水の処理ができないままに河川に放流せざるおえない状況があるという。このため、大雨の降った後は東京湾の水質が悪くなる傾向があるという。

東京都は対策として、水中スクリーンで海を囲い、雨が降っても汚水などが会場周辺に流れ込まないようにすることや、下水処理施設の整備を行うなと水質改善の対策を進めると示し、競技団体や、国際オリンピック委員会(IOC)の理解を求めようとしている。


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